ARC-1886 シリーズ
Tri-Mode ( SATA / SAS / PCIe NVMe 対応 ) PCIe Gen4.0 RAID CARD

PCIe Gen4.0 NVMe 対応

第4世代の Areca Technology製 RAID Card ARC-1886 シリーズは、パフォーマンスの向上とデータ保護向上の為の高度なテクノロジを提供。
1.6GHzのデュアルコア ROC プロセッサに DDR4-2666 の 8GB のオンボードメモリ 、 PCIe Gen 4.0 x8 のインターフェースに対応し 最大 16GB/s の転送に対応することで、 パフォーマンスを重視する環境や、ミッションクリティカルな現場、例えば高度な映像編集等に耐えるよう設計されています。
Tri Mode インターフェースは、ケーブルを差し替えることで、12Gb/sの SAS , 6Gb/s の SATA , PCIe4.0 NVMe の3つに対応します。
PCIe スイッチを介し、最大24本の NVMeドライブをサポート。
外部ポートは、Expanderにも対応するので、ARC-4038シリーズと接続して容量を重視とした拡張にも対応。

ハードウェア RAID コントローラ を搭載

Areca Technology製 RAID Card ARC-1886 シリーズは、ハードウェア でRAIDの処理を行う 専用の コントローラ を搭載しています。
ARC-1886 シリーズは、すべてのモデルで RAID 0 , RAID 1 , RAID 10 (1E) はもちろんの事、 RAID 5 , RAID 6 に対応します。
Areca Technology製 RAID Card ARC-1886 シリーズは、全モデルで大容量の DDR4-2666 8GBのメモリを搭載し、 PCIe Gen4.0 で接続される ハードウェアRAID の処理を下支えします。
Areca Technology の強力な Array Roaming 機能は、RAID 3 以上のレベルで構築された RAID Volume なら コントローラが 壊れたとしても SSD や HDD が正常であれば、搭載していた SSD をそのままAreca Technology製 RAID Card や RAID ボックス に 搭載することで構成情報の読み取りを試み、RAID 構築されたデータ領域を読み込みます。
バックアップ・リカバリに勝る安全な方法ではありませんが、ソフトウェア で構築された RAID と異なり 幾重にも安全に運用するための機能が　Areca Technology製 RAID Card ARC-1886 シリーズ には組み込まれています。
強力な WEB GUI ユーティリティをはじめとするコントローラに搭載された機能と設定できるパラメータ値は データセンタレベルで運用されるRAIDコントローラと比較しても遜色のない製品です。

TRIM 対応

ARC-1886シリーズは、RAID0 , RAID1 , RAID1+0 , SingleDisk(JBOD) で構築されたRAID Voumeに対して TRIM コマンドをサポートします。
SSD　の持続的なパフォーマンス維持お耐久性の向上につながります。
本機能は、ファームウェア 1.70 からの提供となります。

ブートデバイスに対応

ARC-1886シリーズは、専用のBoot ROM を搭載したハードウェアRAIDコントローラなので もちろんブート領域として利用する事ができます。
高速なデータ領域と、そこまで早くなくてもいいがRAIDによる冗長性を追加したいOS領域といった 複数のRAIDVolumeの作成にも対応しております。

ベンチマークデータ

今回の検証に当たり、ITGマーケティング株式会社様よりSSDの貸し出しをしていただきました。

ARC-1886 シリーズはハードウェアのコントローラを搭載しておりますのでRAID処理は ARC-1886 が行います。
マザーボード上でのPCIExpressのレーン設定は X16 ないしは x8 のままにしてください。 分割の設定を行いますと、正常に動作いたしません。
SSDを使用してのベンチマークデータとなります。 本データはSSD向けに最適な設定に変更をし実施しております。

RAID0ではほぼPCI express GEN4 x8 で得られる帯域の上限に近い数字となっています。
RAID5、6でもReadだけは良くなりますが、書き込み処理のほかにRAID構成の維持に必要な 情報もも書き込むのでどうしてもWriteはRAID0に比べ大幅に落ち込む結果となります。

ランダムのアクセスに関しては、ハードウェアのコントローラを 搭載した製品らしい値が出ているかと思います。

Expander対応の高い拡張性

areca社のARC-4038、ARC-4038-8、ARC-4038-12といったExpanderケースを使い、 SFF-8644ケーブルでRAID領域を拡張することができます。
Expanderのケースは1つのRAIDコントローラに最大7台まで拡張が可能で、RAIDとしては512台までのSSD/HDDを認識することが可能です。
※1ボリュームで構成できるHDDは32台まで、1ボリュームで超える場合はマルチプルRAID(RAID00,50,60)での構築になります。
※128台を超える場合は、12Gb/s対応のExpanderで統一をしてください。

汎用性の高いブラウザベースのGUI

areca社の大きな特徴の一つがシリーズを通して使いやすいWEBベースのGUIがあります。
もちろん、ソフトウェアをインストールすることで使用可能な、 ARCHTTP(ローカル)、ARCSAP、ARCCLIといったGUIもありますが、いずれもdriverのほかに 専用ソフトウェアをインストールする必要があります。
areca社のRAID製品では、一部のローエンド製品を除きLANポートがマネジメント用に取り付けられています。
ARC HTTPからファームウェアの更新やRAIDの構築、エラーの確認をすべてブラウザベースで 行うことができるので、RAIDの設定画面の接続に関しては環境をとわずブラウザさえ 利用可能ならば可能になっています。
設定に関しても、ブラウザからファームウェアの更新やエラーログの閲覧、RAIDの情報を確認 はもちろんのこと、arecaの特徴のもう一つである細かいRAIDボリュームの設定も 可能になっています。
現在使用しているRAIDVolumeに、異なるRAIDVolumeに、はもちろん可能。
現在使用しているRAIDVolumeに足し、異なるRAIDレベルで容量単位でLUNで区別し 編集領域と、保存領域と分けるというような設定ももちろん可能です。
※パフォーマンス的には、複雑な構成より、単純な構成のほうがもちろんよくなります。 これらの設定は、目視で行うほうがやりやすい項目ですので、複雑な設定を行う場合は 慣れているお客様でもコマンドベースより簡易な場合もあります。

導入後も安心のサポート体制

聖仁商事では、areca製品に10年以上携わったエンジニアによって日本語によるサポートを行いますので 複雑な構築で分かりにくい、事前導入でどういった構成にしたらいいのか？　的確に回答をいたします。
導入後の運用中における問題等もお気軽にご相談ください。
※一件一件回答に長時間を要する場合があります。　お電話がつながりにくい場合は何卒ご容赦ください。

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